ユニバーサルアナリティクスからGA4になって置き換わったメニューや項目については理解できたわ。でも肝心のコンバージョン設定はどうやるの?
コンバージョン設定が出来ていないGoogleアナリティクスは分析出来ないワン!
GA4のコンバージョン設定を理解するにはまずイベント計測について理解を深める必要がありますね!
イベント計測はユニバーサルアナリティクスの時からあり、
「ラベル」「カテゴリー」「アクション」の3つから任意に設定する事ができました。主にページビューが発生しない計測に用いられています!
うちは電話番号のクリック計測にイベント計測を用いていますね。
前回の記事でも説明した通りGA4になってデフォルトでいくつかのイベントを計測できるようになりました。 前回記事↓
GA4でイベントを任意に設定するにはイベント計測の構図を理解する必要がありますよね!
その通りです!いくつか設定方法がありますが、Googleタグマネージャーを使うのが比較的簡単に設定できます!
GA4 イベント計測の構図
GA4のイベントの構図は↓のようにイベント名という箱の中にパラメーター名という小さな箱がありその中にパラメーター値を保存するイメージです
ちょっと難しいですね。。
イベント名、パラメーター名、パラメーター値の関係を理解しやすいように、弊社の動画を視聴したユーザーをイベント計測する事例で解説いたします。
GA4イベント設定の流れ
まずGoogleタグマネージャーでタグタイプGA4イベントで、イベント名Youtube動画再生、Youtube動画再生のユーザープロパティに含めるイベント、パラメーター情報を設定します。
トリガーは動画再生を使えば問題ありません。
では動画を再生してみましょう!GA4のリアルタイムから確認します!
動画を再生したところ設定したイベント名が表示されました。
続いてこのイベントをクリックするとイベントパラメーターが表示されます。
そしてイベントパラメーターをクリックするとパラメーター値が表示されます。
このようにイベント名、パラメーター名、パラメーター値は連なった情報としてGA4は処理します。つまり取得したいイベントという箱の中に任意で情報を保存して計測、分析する事ができるのです。
ユニバーサルアナリティクスはラベル、カテゴリー、アクションの3つしか設定できなかったけど、GA4はたくさん設定できるのね。これは便利かも。
続いてGA4のコンバージョン計測です!コンバージョン計測はGoogleタグマネージャーを使わない方法で解説いたします!
GA4コンバージョン計測
まず、すべてのイベントからイベント作成をクリックします。
続いて、コンバージョン名を設定したらGoogleタグマネージャーでのイベント設定と同様にパラメーター名とパラメーター値を設定します。PageURLという項目がありませんので、Page locationを使ってサンクスページのURLを設定します。そしてイベント名は任意PageViewです。
最後にコンバージョンマークを付けるをONにしてください。
※設定から反映まで1日程度タイムラグが発生します
GA4でコンバージョン設定を行うとユニバーサルアナリティクス同様に各メニューからコンバージョン軸で分析を行う事ができます。
はい!ユニバーサルアナリティクスとGA4を併用しても二重計測などの弊害は出ませんので、まずはGA4を実装してコンバージョンの設定だけしておくことでITPによるコンバージョン欠損対策になります!
ITPの話に付随してGA4でもリマーケティング用のオーディエンスを貯めておいた方が良いでしょう。ITP対策なのでSafari関連のブラウザで設定しましょう。
たしかにITPの影響でリマーケティング用のオーディエンスが激減していたので、この対応は必要ね。
GA4は設定が難しく機能的にも不十分な面があるため
2021年いっぱいぐらいまではユニバーサルアナリティクスが主流のままであると考えます。
よって、GA4の設定だけしておくことをお勧めします。
マストで設定しておきたいのはコンバージョン設定(ITPによる計測漏れ補完)とsafariユーザーのオーディエンス化(ITPによるリマケリストへの影響補完)ですね。
わかりました!やってみます!
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